【会計士】USCPAでも日本で通用するのか?という問いに現役USCPAが答えてみた。

USCPA取得するのは良いけど、この資格って日本で通用するのか?という不安もあると思います。
今回はそんな問いに現役USCPAが答えてみました。


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1、USCPAは試験が(日本と比べて)簡単だから知識が少ないけど大丈夫?



試験というのは実務では絶対使わない知識も大量にありますし、逆に実務で使う知識がなかったりします。

試験では網羅的に全ての論点を勉強しますが、実際に実務で使うのは枝分かれしたほんの論点を深くすることが多く、仕事においては必要な知識はアップデートの意味合いも含めて事前にきちんと調べるので、そこに日本でもUSでも差は出ません。
逆にきちんと調べて知識をアップデートする人とそうでない人で差が広がっていきます。

そもそも今の時代は分からないことはググれば出てくるので単純な知識量は求められていません。

他国では会計士資格を取る前に採用することが多く、その方が実務もこなしながら勉強出来るので理解も進み合理的だと思います。
日本人は準備して準備してことを進めようとしますが、結果として世界に置いていかれています。
例えるなら、野球のルールを必死になって覚えて素振りやキャッチボールはしているけど、一度も試合をしたことがありません、というのと同じです。

2、US基準は分かるけど日本の基準がわからないのに日本の企業で通用するの?


基本的にググれば日本基準はいくらでも解説が出てくるので問題ありません。
逆にUS基準はググっても英語の解説だったりするので、英語で会計基準が分かる方が重宝されます。

特に年配の人からは絶大な支持を得られやすいです笑
つまり、役職の高い人から重宝されやすいということ。
彼らは時代的にもITや英語に弱い傾向にあります。

日本とUSの会計基準とも差はなくなってきていますし、IFRS(国際会計基準)導入する企業も多く困ったことは経験上ないです。

3、資格を取る意味ってあるの?


あります。
『私は知識を持ってまーす』と言っても面接官はどれくらい知識を持ってるかわかりませんが、『USCPA資格持っていまーす』と言えば、何も言わずとも最低限の英語と会計の知識を持っているという保証になります。
人事側からしても言葉で言われるより証明があった方が採用し易いですし印象も良いです。
さらに努力できる人だっていう印象を与えることができます。

また、実務においては①どうやって調べれか良いか分かること②調べた情報を使って問題が解決できること③理解して説明できることは非常に大事です。
資格を取る過程でその基礎を得ることができます。

4、USCPAでどの科目もギリギリ合格で自信ないけど生きていける?


会社という組織がなぜあるかを考えてみましょう。
個人の力だとできないことが多いから会社という集団になっているわけで、自分の力でできない事は他の人が補強してくれます。
税務が苦手なら税務の詳しい人を探して聞いてば良いわけです。

何も全て自分の力でする必要はありません。逆に自分ならできることを増やすことが大事です。
それは会計や監査、税務の知識、マネージメント能力、問題解決能力、コミュニケーション能力、何だって大丈夫です。

例えば…
会計の知識は全く分かりません、でも、コミュニケーション能力がすごくて会社の至る所に気の置けない同僚がおり、
分からないことがあれば誰に聞けば良いかすぐに分かり、すぐ聞いて教えてもらえるので全く問題ありません、という人。
会社としては結果として問題が解決して利益が上がれば良いわけで手段は問題ではありません。
誰に聞けば一番良いか分かっていて、すぐに聞いて教えてもらえるくらい仲が良いというのもすごく大事な能力だったりします。


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